hi, hikaru

『駅すぱあと』でお馴染みヴァル研究所で、テクニカルエバンジェリストとして働いている丸山が綴るブログです。

経路探索結果と停車駅が一度に取得できるように! #駅すぱあとWebサービス

こんにちは。 経路探索の結果で、経路と合わせて停車駅情報を一度に取得することができるようになりました。

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駅すぱあとWebサービスとは

国内初の乗換案内ソフト駅すぱあとがもつ様々な情報をWebAPIで提供しているサービスです。

ekiworld.net

経路探索はもちろん、駅データや時刻表などの情報を取得できます。 無料で使えるフリープランを用意しており、企業にかぎらず個人でも利用できます。

最近 facebookページ を立ち上げて、駅すぱあとWebサービスの最新情報をお知らせしています。 このページが良いと思ったらいいね!を押してもらえると嬉しいです。よろしくお願いします!

経路探索のレスポンスに停車駅を付与できるように

経路探索結果に、あると便利な停車駅情報。 「駅すぱあと for iPhone」では、経路探索結果の区間をタップすると停車駅と発着時刻が表示されます。

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経路探索結果から、区間ごとに停車駅を取得する機能は昔から駅すぱあとWebサービスには存在しているのですが、さらに便利に使えるようになりました。

どう便利になったの?

今回のリリースで、

3つのAPIのレスポンスに、停車駅情報を付与するaddStopパラメータを追加しました。 これにより、ユーザ側の実装負担とAPIコール数を減らすことが可能になりました。

もう少し具体的に説明すると

上の「駅すぱあと for iPhone」のスクリーンショットのように、経路探索結果に停車駅情報を表示する機能を実装する、という例で説明しますね。

以前なら

  1. 経路探索APIで経路探索を行なう。
  2. レスポンスの経路シリアライズデータを用いて、区間ごとに区間の駅情報APIにリクエストを投げて、停車駅情報を取得する。

(より詳しい説明はこちらをご覧ください)

新しく追加したaddStopパラメータを使うと

  1. 経路探索APIaddStopパラメータにtrueをセットして経路探索を行なう。あとはレスポンスに付与される停車駅情報を使うだけ。

(より詳しい説明はこちらをご覧ください)

経路の区間の数だけAPIコールが必要でしたが、それが、1回のAPIコールだけで済むようになりました!この比較から、ユーザ側の実装負担とAPIのコール数が減ることがわかります。

HTML5インターフェースサンプルでの実装例

弊社が提供するHTML5インターフェースサンプルでは、今回のリリース内容をdevelopブランチにて鋭意実装中です!(ノД`)

レイアウト等調整が済んでいないのでまだmasterブランチには取り込まれておりませんが、下の画像のように経路探索結果に表示するところまでは実装が終わってます♪
すぐに使いたいという方は参考にしてはいかがでしょうか!

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github.com

終わりに

駅すぱあとWebサービスで、経路探索結果の停車駅の取得が簡単になったよ、というお話でした。 このブログ読んでたら使ってみたくなった、という方、こちらからweb上でお申し込みができますので、お気軽に触ってみてください。 ではでは。