hi, hikaru

『駅すぱあと』でお馴染みヴァル研究所で、テクニカルエバンジェリストとして働いている丸山が綴るブログです。

リーダーシップを学ぶ 前置編

こんにちは。 会社で、「リーダーシップ研修」なるものに参加したので、そこで学んだことを整理したいと思います。

リーダーシップとはなんなのか

講師の方に、「つまりリーダーシップとはなんなのでしょうか?」と質問してみました。対して「それを考えるのがリーダーシップです」という、非常に曖昧な答えが返ってきました(笑)

"リーダーシップ"を一言でいうには、まだ解明されていないことが多すぎるみたいです。なので、リーダーシップとは何なのかを、私なりの解釈でまとめてみます。

まず、リーダーシップから"リーダー"に焦点を当てます。

リーダーは、日本語だと『先導者』や『指導者』とも言い、チームで成果を出すために存在します。

組織のメンバーに組織の目標達成に向けて行動を促したり、メンバーらの行動を通して、個人では達成できない大きな成果を生み出すこと。これがリーダーの役割です。

つまり、リーダーの役割を全うできる要素がリーダーシップだと考えます。

リーダーシップを知るためには、世間ではよくマネジメントと比較して説明されています。

このブログ記事が個人的にすごくしっくりきました。

8quest.net

まだ頭の中の整理が付いてないので、マネジメントとリーダーシップで思う事を列挙します。

  • 例えばファミレスの店長は、売り上げ目標を達成するために社員やアルバイトを指導(=リーダーシップ)するし、人員の管理や店内の秩序を守るためのルールや制度作成(=マネジメント)も行うように、世の中の管理職はマネジメントとリーダーシップ両方持ち合わせる必要がありそう。
  • ワンピースのルフィ海賊団には、マネジメントを行う人がいなさそう。
  • 会社の社長ほどリーダーシップを発揮して欲しい人物は思い当たらない。今の社長がどうって言っている訳ではなくて、全ての社長がそうであって欲しい。

最後に、マネジメントの生みの親であるピーター・ドラッカーさんの言葉を貼っておきます。

マネジメントとは、物事を正しく行うことであり、
リーダーシップとは、正しい事を行うことである。

日本語訳されてるってのもあるだろうけど、これだけ読んでも何のこっちゃさっぱり分からねえ・・。

なぜリーダーシップが必要なのか

「リーダーシップ?個人でちゃんと仕事できてれば、人をまとめる力なんて無くても平気でしょ!」

上にも書いたように、メンバーらの行動を通して、個人では達成できない大きな成果を生み出すこと。チームで一丸となって目標に向かって行動できれば、大きな成果をあげることが可能になります。

一人の力ではどうしても限界があるのです。

また、会社に属しているなら基本的にチームが形成されていて、そのチームで成果を出すことが求められます。

チームでいかに目標達成に向けた行動を促せるか、そこでリーダーシップが大いに発揮できます。

リーダーシップは才能ではない

天性のものではないことが、"状況適合理論"で証明されているので、勉強すれば身につきますよ! (状況適合理論て何?については、今回割愛します)

「7:2:1の法則」をご存知でしょうか?

これは、ロミンガー社によって導き出された、『人は何から学ぶのか』を表した割合です。

70%は、仕事経験から
20%は、周囲からのフィードバックや他者の観察から
10%は、研修や学習から

何事も、経験に勝るものはないのが証明されているんですね。

終わりに

リーダーシップ、奥深いですね・・。 次回は、リーダーシップを学ぶ上で必要となる"知識"について、まとめようと思います。