hi, hikaru

『駅すぱあと』でお馴染みヴァル研究所で、テクニカルエバンジェリストとして働いている丸山が綴るブログです。

スライド使いは知っておきたい、スライドデザインの4原則 #devrelcon

こんにちは。 先日、日本初開催カンファレンスDevRelCon Tokyo 2017で発表されていた"スライドのデザイン技術"についてのセッションについて、内容を振り返ってみたいと思います。

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Melinda Seckington(@mseckington)さんのThe Art of Slide Design // Speaker Deck 発表より。 このスライド、本当によくまとまっているし見やすいので、さすがスライドのデザインについて発表しているだけあるなあって感じです。 それ以上にまとめることはないのですが、まあ、自分用に・・日本語で・・。

スライドデザインの4原則

プレゼンのゴールとはなんですか?

この文言からスライドが始まります。 自分はなんのためにプレゼンを行うのか?なんの目的を達成するためなのか?は、まずはじめに考えたいことですね。 ちなみに私(丸山)が思うプレゼンのゴールは、相手に行動してもらうことです。 これ、マイクロソフトの西脇(@waki)さんの受け売り。

認知的負荷(cognitive load)という言葉があります。

認知的負荷・・スライド読んでも理解できないですね💦 うーん、Cognitive load - Wikipediaを読むと、"ワーキングメモリで使用される精神的努力の総量を指す"と書いてありますね。 で、ワーキングメモリというのは(ワーキングメモリ - Wikipedia調べ)、"情報を一時的に保ちながら操作するための構造や過程を指す構成概念"とのこと。 少しかじっただけでは理解できるほど単純な概念ではなさそうですね・・。

スライドに戻って、

Universal Principles of Designによると、"デザインは、可能な限り最大限の認知的負荷を最小にすべきである。"
効果的なスライドとは、認知的負荷を軽減し、聴衆者があなたの情報を吸収することを助けます。

それらを踏まえて、スライドデザインの4つの原則が紹介されています。

1. 目的は最大化し、ノイズは最小化させよう

ノイズが多いと、聴衆者は気が散ってしまい、あなたが伝えたいことを吸収してくれません。 気を散らせないために、スライド1つにつき、1つの目的を持たせます。 スライド一枚に多くの情報を盛り込まないように気をつけましょう。

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2. 重要な情報を際立たせよう

重要な情報は聴衆者の気を引かせたいです。

  • 大きさ

を、周りと変えることで際立たせることができます。

色に関しては、Color Supply - A Hex Color Palette Generatorというサイトで、色をいい感じに選択できるそうです。

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形はつまりフォントを変えることです。googleフォントは無料で使えるしおすすめだそうです。

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サイズを変更することは、センスが問われなさそうで、気軽に挑戦できそう…。

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3. 展示と説明

文字と画像を組み合わせる方が覚えやすい、という画像優位性効果(Picture Superiority Effect)があります。

  • 画像
  • アイコン
  • 図形
  • 動画

しかしヴィジュアルを取り入れるとなっても、工夫が必要です。

以下のスライドの例が非常にわかりやすい。

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動画は使い所を間違えると逆効果になるので、注意が必要です。

スライドの例では、時系列で物事を説明したい時には動画がぴったりであると説明されていますが、動画が適用される場面って、個人的(丸山的)に少ないと思うし、そこに気をとられるよりかは他のことに集中した方が効果的なのかなと思うので、動画を使わない前提でスライドを作成するのも手だと思います。speakerdeckとか、動画動かないしね・・。

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4. 一貫性を持たせよう

同様の部分を同様の方法で表現すると、システムの使い勝手が向上するのと同様に、同じ目的のスライドに一貫したデザインを使用することで認知性が上がります。

スライドの例だと、大項目は黄色、引用は紺色、説明は青色、例は白・・といった具合です。

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スライドマスターをうまく活用すれば、一貫したデザインを無理なく適用できそうですね。

まとめ

DevRelCon Tokyo 2017、普段聞くことがない海外勢のセッション盛りだくさんの素晴らしいイベントでした! ただ、スライドも英語で、スピーキングも英語のセッションで、英語が苦手な私にとって、当日は「??」の連続で内容を理解するに至りませんでしたorz しかしありがたいことに、いくつか発表スライドが公開されていたので、(翻訳をしながら)発表の内容をじっくり振り返ってみました。

デザインの部分って、一番優先度が低くなりがちではあるんですけど、このメソッドは4原則にまとまっているので少し意識するだけで効果を発揮できるんではないかと思います。 これからスライド作成する予定のある方は参考にしてみてはいかがでしょうか。 ではでは。