Smart Communication Award 2017 に行ってきました!

こんにちは。 4/17(月)に、Smart Communication Award 2017 に行ってきましたので、その内容をレポートしようと思います。 f:id:hiiiiiiihikaru:20170419161354j:plain

Smart Communication Award 2017 とは?

KDDIウェブコミュニケーションズさんが主催しているビジネスコンテストです。

「Smart Communication Award」は、Twilioを使って新しい事業を生み出すことを目的としたビジネスコンテストです。事前に開発を済ませた作品/サービスを、ビジネスプランとともデモンストレーションをご披露ください。最優秀賞1作品はこれまで同様、5月の米国Twilio社カンファレンス「SIGNAL」へご招待します。 また、当ビジネスコンテストへのご応募で初披露となった未公開の新規サービスについては、最大3作品をKDDI ∞ Labo 第12期プログラムへの推薦します。

Smart Communication Awardより

今年で4年目5回目だそうです*1。 今年は、Startup Hub Tokyo(スタートアップハブ東京)のイベント会場で行われました。 ここは起業家の卵を育てる支援拠点で、イベント会場は無料で貸し出しができるそうですが、 平日の夜はしばらくスケジュールが埋まっているそうです。 アクセスしやすい立地と、清潔感のあるスペースを見れば納得です。 f:id:hiiiiiiihikaru:20170420233535j:plain

発表作品

全部で10チームから発表がありました。 全てTwilioを使っているのに、サービス内容は多種多様でした。

保育士支援プラットフォーム「HOPE STAR」 by HOPE STAR

つい最近も、うつぶせ寝の死亡事故がニュースで話題となっていましたが、 幼稚園内での園児の死亡事故は年々増加しているようです。 このサービスは、ビーコンを園児に取り付けて、うつぶせ寝を検知しスマホで確認できるというものです。

認知症のない世界へ」 - 専門家とAIによる対話型見守りサービス - by 株式会社エクセリーベ

高齢者向けの専門家とAIによる対話型見守りサービスです。 高齢の親と離れて暮らしていても、対面でコミュニケーションを行うことができます。

イチコール by 地方部活性化委員会 feat. デジタルハリウッド大学イノベーション産業政策研究プロジェクト

「御用聞き」をオンラインで実現したサービスです。 交通の便が発達していない地方で、移動販売を利用したい消費者・たくさん売りたい移動販売員を繋げることができたり、 再配達する人を減らすことができる可能性があります。

スマート物確 by ライナフ

インターネットが発達した世の中でも、なんだかんだ言って、物件の問い合わせはまだ電話の需要が高くあるようです。 従業員の電話応対を減らすべく、Twilioを使って応対を自動化したサービスです。 サポートセンターでよく見かける、番号を入力する方法と違うのは、音声認識を用いているところです。

にんしん SOS 相談システム 2.0 by Rogue1-2-3

ボランティアの方々が運営している、思いがけない妊娠に悩む女性が匿名で相談するサービスが存在します。 そのバックエンドでTwilioが動いているとのことです。 以前は、相談員一人一人に携帯電話を契約し、相談できる環境を整えていたのですが、 Twilioを使うことによって携帯電話にかかっていたコストをカットすることができました。

ninshinsos-tokyo.com

MARBLE by MARBLE

地図が読めない人向けのナビゲーションサービスです。 言葉で説明するのが難しいのですが、Google Mapsのように線で道順を案内するのではなく、街のブロックを色付けして案内を行うものです。 それでも道がわからない、遅刻しそうな場合の店舗への連絡手段にTwilioが利用されています。

GPSトラッカー by 株式会社トレイル

今話題となっている、運送業界の再配達問題を改善するサービスです。 配達員がトラックで近くを通ると、近くの配達対象宅に自動的に電話をかけて、不在を確認できます。 対象ユーザは再配達を頼む人、つまり老若男女なので、 不在確認は誰もが使えるツールでないといけない・・そこで昔から使われている「電話」を用いることになるんですね。

trail.jp

クラウド型電話相談サービス SOUDAN by Collaboration SOUDAN Project

NPOに、性的搾取及び人身取引に関する相談に来ている件数は、2014年から累計300件となっているそうです。 相談員の電話番号を開示せずに相談できるようにしたサービスです。 相談員と相談者を繋げる作業を人で行っていたのが、Twilioを使うことによって人を介さず自動で行うことができます。

遠隔検診NET by 遠隔検診NET

一人暮らしの高齢者向けの、健康状態をリモートで確認できるサービスです。 セルフ検診を行い、遠く離れている家族と共有できます。

ReVolio by iSiD

コールセンターのリアルタイム音声認識サービスは、今に始まったことではなく既に存在していますが、かなり高額らしいです。 ReVolioは、高額なサービスを導入できない小規模コールセンター向けに、手が届く価格で音声認識を実現したサービスです。 これは、うちのコールセンターも対象になるんじゃないかと思いました。 音声認識を導入することによって、応対品質の向上応対記録の時間短縮に繋がるので、安価に利用できるのは導入ハードルが下がって良いですね。

表彰式

最優秀賞は、GPSトラッカーが選ばれました!おめでとうございます! 猛者が出揃っていた中、既にリリースされている、特許を出願している、という事象が受賞理由の一つになったのかなと想像しました。

他の賞一覧は以下にまとめます。

賞対象 該当チーム
SMBC日興証券 認知症のない世界へ」 - 専門家とAIによる対話型見守りサービス -
500 Startups Japan賞 保育士支援プラットフォーム「HOPE STAR」
KDDI∞ラボ賞 GPSトラッカー
優秀賞 にんしん SOS 相談システム 2.0
優秀賞 ReVolio
🎉 最優秀賞 🎉 GPSトラッカー

まとめ

WebAPIのビジネスコンテストってどんなもん?という軽い好奇心で一般観覧枠で参加させていただきました。

一つのAPIで、沢山の可能性があることを改めて実感しました。 Twilioは、web上で申し込むだけですぐに使える、無料使用枠があるので気軽に試せる、機能追加にスピード感がある、と、非常に使いやすいWebAPIです。 更に、開発者がよりコードを書かなくてすむように色々やっていく方針らしいです。非の打ち所がない。 開発者に愛されるTwilioだからこそ、素晴らしいサービスが毎年いくつも発掘されるのだと思います。 うちのAPIも、まだ未知なる可能性が秘めている・・のかなあ(弱気)

表彰式の挨拶の時に500 Startups Japanの澤山さんがおっしゃっていた、「とにかく早く作って早く検証する」という言葉が印象に残っています。 机上の空論にならないように気をつけたいと思いました。

おまけ

同じ会場で懇親会も行われました。 ご飯おしゃれですね〜。

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私は懇親会の途中で抜けてしまったのですが、帰り際に担当の人に挨拶したら TwilioのTシャツとマグカップのプレゼントが! f:id:hiiiiiiihikaru:20170419160903j:plain この会なんて豪華なんでしょう・・。

*1:2017/04/21追記 回数が間違ってたので修正しました。KDDIウェブコミュニケーションズさんがTwilio事業を立ち上げてから毎年行われているようです。